コナンxサザエ→コラボした結果www

1: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:11:57.089 ID:3oXSH8hd0
小五郎「おら! そこだ行けえ!」

蘭「もう、お父さん! せっかくの日曜なのに競馬中継なんか見ないでどこか連れてってよ!」

蘭「ねえ、コナン君」

コナン「う、うん」

小五郎「うるせえ! いつ探偵の依頼が来るともわからんだろ!」

小五郎「こうして家でおとなしくしてるのが一番なんだよ!」

小五郎「あーっ! 負けちまったじゃねえかちくしょお!!」

小五郎「くそっ、今月も赤字だ!!」

サザエ「あの、毛利探偵事務所はこちらでしょうか?」ガチャ

小五郎「おっ! 探偵の依頼ですか?」

小五郎「ほら見ろ、仕事だ仕事! 蘭、お茶をお出ししろ!」

コナン(ったく調子いいんだから……)

――――

――
3: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:17:21.328 ID:3oXSH8hd0
小五郎「それでどのような依頼ですか?」

サザエ「はい、今朝家の壁に落書きされているのを見つけて……」

サザエ「それで落書きの犯人を捜して欲しいんです」

小五郎「落書き? うーん、この名探偵毛利小五郎、色々と忙しいですから落書き事件くらいではねえ……」

小五郎「落書きなんてどうせ近所の悪がきの仕業だと思いますよ。そんなに心配しなくてもいいのでは?」

コナン(おっちゃん、仕事選んでやがるな……)

サザエ「た、ただの落書きじゃないんです!」

サザエ「とにかく、この落書きの写真を見てください!」スッ

壁に赤いペンキでこう書かれていた

 タラヲ氏ね

5: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:20:26.386 ID:3oXSH8hd0
小五郎「ほう、これは…………意味が解りませんな………怪文ですか?」

コナン(怪文? もしかして暗号か!? 探偵の血が騒ぐぜ!!)

コナン「ねー、僕にも見せて……」

小五郎「うるせえ! ガキは引っ込んでろ!」

コナン「ちぇっ……」

サザエ「……」

小五郎「うーん……ここに書かれているタラヲ氏というのは誰かの名前か……」

蘭「あ、これって…………」
7: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:23:26.109 ID:3oXSH8hd0
小五郎「なんだ蘭、お前この文字の意味が分かるのか?」

蘭「分かるってほどじゃないけど、これってネットで使われてる言葉じゃないかしら」

蘭「ほら、オタクをヲタクって書いたり、死ねを氏ねって書いたりするでしょ?」

蘭「これもヲと氏が使われてるからそうじゃないかなって」

小五郎「なるほど、つまりこの文章は『タラオ死ね』ということか」

サザエ「やっぱり、そうですよね……」

コナン(なんだ、暗号じゃなくてただの中傷かよ。期待して損した)

小五郎「じゃあ、あなたはただの落書き事件ではなく、この文章の意味を分かったうえで依頼に来たんですね」

サザエ「はい。もしかしたらと思って……死ねなんて物騒だったもので……」

9: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:26:06.486 ID:3oXSH8hd0
小五郎「タラオというのはご家族ですか?」

サザエ「はい……タラオは私の息子です……」

コナン「タラオ君は今いくつなの?」

サザエ「3歳です……」

小五郎「ほう、まだ3歳の子供に氏ねと……これは、かなり卑劣な落書きですなあ」

小五郎「警察には知らせましたか?」

サザエ「いいえ。子供のことを考えるとあまり大事にしたくないんです」

サザエ「できれば穏便に解決したくて……それで毛利さんに」

小五郎「なるほど。わかりました、この依頼お受けしましょう」

サザエ「ありがとうございます」

コナン「それじゃさっそく現場に行ってみようよ」

小五郎「ったく、お前に言われなくてもそうするっての」

11: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:29:36.956 ID:3oXSH8hd0
――

――――

蘭「うわー、素敵なお家ですねー」

小五郎「こりゃ昔ながらの日本家屋だな」

コナン「ねえ、表札は『いその』になってるけど?」

サザエ「この家は私の実家で、今は磯野家とフグ田家が同居してるのよ」

コナン「ふーん」

サザエ「さっ、とりあえず中へどうぞ」

コナン、小五郎、蘭「おじゃまします」

参考画像
12: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:34:04.229 ID:3oXSH8hd0
―― 客間 ――

マスオ「えぇ~!? あの有名な名探偵毛利小五郎が依頼を受けてくれたのかい!?」

サザエ「そうなのよ。やっぱり何でも言ってみるものね!」

小五郎「…………」

小五郎「……あのぉ、失礼ですが、そちらの方は?」

サザエ「あっ、すみません。この人は私の夫のフグ田マスオです」

マスオ「マスオです。いやあ、毛利さんに会えるなんて光栄ですよ。本当は僕が事務所に伺おうと思ったんですがね」

マスオ「恥ずかしながら昨日は遅くまで飲み歩いてて、今朝家に返ってきたばかりなんですよ」

小五郎「いえいえ。そんなのは私もよくやります」

フネ「お茶をどうぞ」

小五郎「あ、こりゃどうも」

サザエ「こっちは母の磯野フネです」

フネ「フネです。わざわざお越しくださってありがとうございます」

小五郎「私、探偵の毛利小五郎。そしてこっちが娘の蘭と居候のコナンです」

コナン、蘭「こんにちは」

13: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:35:25.039 ID:pgWbINola
居候ワロタ
14: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:35:48.595 ID:3oXSH8hd0
タラオ「ママー!!」

サザエ「タラちゃん! お客さんが居るからタマと遊んでなさいって言ったでしょ!」

タラオ「タマと遊ぶの飽きたです」

タラオ「メガネのお兄ちゃんも一緒に遊ぼうでーす!」

コナン(げっ……!!)

蘭「コナン君は遊んでてもいいのよ」

コナン「あははー、僕はおじさんの探偵術を見学しとくよー」

蘭「あら、そう?」

蘭「じゃあ、タラちゃんはあっちでお姉ちゃんと一緒に遊んでよっか」

タラオ「わーいでーす!」

コナン(ふぅ、危ねえ危ねえ……ガキの相手なんてあいつらだけで十分だぜ……)

15: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:38:46.710 ID:3oXSH8hd0
小五郎「今の子がタラオ君ですね?」

サザエ「はい」

マスオ「毛利さん、やっぱりタラちゃんの身に何か危険なことが起こりますかねえ?」

小五郎「いや、それはまだ何とも言えません」

マスオ「そうですか……」

波平「ただいまー」

サザエ「あっ、父さんが散歩から帰ってきたわ」

フネ「あなた、ずいぶんと遅かったですね」

波平「ああ、ちょっとノリスケの所にな……」

波平「おっ、これはこれは毛利さん。依頼を受けてくださったんですね」

波平「わしは磯野波平です」

小五郎「はあ、どうも」



17: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:41:16.051 ID:3oXSH8hd0
小五郎「それじゃ落書きの現場を……」

コナン「ねえ、この家にはタラオ君の他にも小学生くらいの男の子と女の子がいるんじゃない?」

マスオ「えぇー!? よくわかったね坊や! 確かに小学生の男の子と女の子が住んでるよー」

コナン「うん。だって玄関に置いてあった傘立てに子供用の傘が2本あったから」

コナン「2本ともタラオ君の傘にしては大きすぎるし、色が青と赤だったから小学生の男の子と女の子じゃないかなってね」

小五郎(くそっ、コナンのやつどうでもいいことしゃべりやがって)

波平「いやあ、これは驚きました。やはり毛利さんに依頼して正解だったな母さん」

フネ「ええ。毛利さんならきっと事件を解決してくれますね」

小五郎「こいつは私の弟子みたいなもんですからなあ、ガハハハハ」

コナン「その子たちの名前は?」

サザエ「私の弟の磯野カツオと妹の磯野ワカメよ」

マスオ「二人は今、外に遊びに行ってるよー」

小五郎「あのぉ……現場を見ない事には始まらないので、そろそろ……」

サザエ「あっ、そうですね。こちらです……」

18: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:44:36.462 ID:3oXSH8hd0
―― 庭 西側 ――

小五郎「ん? 壁にブルーシート?」

サザエ「ええ。ご近所に知られたら変な噂が立つので、落書きを隠したんです」

サザエ「上から塗りつぶそうとも考えたんですが、証拠ということで……」

小五郎「なるほど。では今だけでいいので取ってください」

マスオ「はい」ガサガサ

 タラヲ氏ね

小五郎「これが例の『タラヲ氏ね』の落書きですか……」

小五郎「この家の西側には窓が1つもないんですね。住人に気づかれずに犯行に及ぶには格好のポイントだ」

小五郎「この家の造りだと、庭には容易に侵入できますからなあ」

小五郎「おそらく犯人は、夜間あの裏木戸から庭に侵入し、この西側の壁にペンキで落書きをした……」

小五郎「サザエさん、マスオさん、タラオ君のどなたかで人から恨まれるようなことは?」

サザエ「私たちは恨みを買うようなことはしてません!」

小五郎「いや、あくまで可能性の話ですよ……落書きはタラオ君を名指ししてますからね……」

小五郎「それに最近は変な輩が多いですから、気づかない所で恨みを買ってることもあるんです」

21: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:47:50.575 ID:3oXSH8hd0
小五郎「しかし、手掛かりがこれだけだと犯人の特定は難しいですな。他に何か被害は?」

波平「わしの盆栽が壊されていました。証拠になると思ってそのままにしてあります」

小五郎「おお! それは重要な手掛かりになるかもしれません!」

波平「これです。わしの大切にしてた盆栽の1つです」

小五郎「確かに鉢が壊れてますね」

小五郎「タラオ君だけでなく波平さんの盆栽も被害を受けてるとなると……」

小五郎「こりゃ磯野家とフグ田家の全員を恨んでいるという線もありますな!」

波平「ほ、本当ですか!?」

コナン「でも、なんで壊された盆栽は1つだけなの?」

小五郎「ん……確かにそうだな……」

小五郎「そうか! 犯人は暗い夜に忍び込んだから、盆栽が見えなくてうっかり倒してしまったんだ!」

小五郎「これはフグ田家を狙った事件で間違いない! 犯人は盆栽を壊す凡ミスをしたんです!」

波平「……」

22: 以下、VIPがお送りします 2015/06/10(水) 02:52:11.419 ID:3oXSH8hd0
コナン「だったらもっとおかしいよ」

コナン「犯人が北にある裏木戸から入って西の壁に落書きしたのなら、南西に置かれた盆栽の近くは通らないんじゃない?」

小五郎「あー、うるせえなあ! だったらどうだって言うんだよ!」

コナン「犯人はきっと東の正門から侵入して南の庭を通り、暗闇の中で盆栽を倒してから、西の壁に落書きしたんだよ」

小五郎「なるほど…………ん、それなら犯人はなぜ人目に付きやすい正門から入ったんだ?」

コナン「それは僕にもわからないけどねー」

小五郎「わかんねえなら黙ってろ!」ガツン

コナン「痛っ!!」

小五郎「ところで、窃盗などの被害はないんですよね?」

波平「はい。ありません。戸締りはきちんとしてますので」

小五郎「では一応、各部屋を見させてもらってから今日は終わりということで」

波平「わかりました」

コナン(犯人はなぜわざわざ正門を使ったのか……)

コナン(それにあの落書き……何か違和感が……)

コナン(なぜネットスラングを使ったんだ……)

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