兄貴の彼女を好きになった話

1: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:07:09.59 ID:QTO2yDQ00
書き溜めてないからゆっくりだけど良ければ聞いて欲しい。
2: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:08:39.99 ID:eS40Z0mk0
聞くぞ
3: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:08:55.73 ID:PC7bFpNb0
パンツ脱いだ
4: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:09:07.66 ID:QTO2yDQ00
すぺっく

当時中学2年生
名前 涼太

兄貴
当時高校2年生
名前 健太

兄貴の彼女
当時高校2年生
名前 歩美


パンツは履いてていいぞ!
6: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:10:34.78 ID:YI6iujFY0
よっしゃ来い!

引用元



9: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:12:33.49 ID:QTO2yDQ00
俺が最初に歩美と出会ったのは、中学2年生になってすぐの4月だった。

その日は休日だったけどサッカー部の練習もなく、家の中で何をするでもなく下はジャージに上はTシャツっていう部屋着姿でいたんだ。


両親は共働きだし、兄貴の健太は朝からどっかに出掛けてて俺は一人でテレビ見ながらご飯食ってた。
13: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:16:44.78 ID:QTO2yDQ00
ご飯食べ終わってソファに座りながら携帯をいじってたら、いきなりピンポーンってインターホンが鳴ったんだ。

普段居留守使う俺だったが、その日は母親が宅急便来るから居留守使うなってメモを置いていた。

しょうがなく印鑑持って玄関の扉を開けると、そこには段ボールの代わりにコージーコーナーの箱を持った女が立っていた。
14: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:22:23.12 ID:QTO2yDQ00
当然俺は意味が分からないし、誰?不審者?とか思った。そこで戸惑っている俺を見て、満面の笑みを浮かべた女は口を開いた。


女「はじめまして!健太から聞いてるかな?」
俺「えっ?」
女「あれ?聞いてない?今日、健太の家に遊びに行くって言ってあったんだけど…涼太くんだよね?」

この時、俺は直ぐに目の前の女が兄貴の彼女だと気づいた。高校生になっても俺と同じサッカーをやっていた兄貴から、彼女なんて浮ついた話を聞いたことはなかったので驚いた。
15: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:26:29.80 ID:QTO2yDQ00
俺「あっ、聞いてないですけど兄貴今いないですよ?」
女「えー!ちゃんとメールしてあったんだけどな。どうしたんだろう?とりあえず、健太とお付き合いさせていただいてます。歩美です。」


見るからに年下だし、部屋着姿の俺へ深々と頭を下げた歩美。頭を上げた際に笑顔で手渡してきたコージーコーナーのケーキ。

俺はそれを「ありがとうございます」とか余裕ぶって貰ったけど、実際はその笑顔に見惚れてしまった。
16: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:31:22.37 ID:QTO2yDQ00
歩美は高校生ってだけあって、私服姿だったんだけどめちゃくちゃ可愛かった。髪が長かった頃のガッキーを想像してくれれば間違いない。

そんな歩美と俺は玄関で二人どうすればいいのか分からず、無言になってしまった。


兄貴がいないのに家に入れられないし、かといってケーキだけ貰って帰すのも悪い。

俺「あのー。兄貴に電話かメールしてみたらどうですか?」
歩美「あっ、そうだね!」

同じように気まずそうにしていた歩美が鞄から携帯を取り出そうとあたふたしていると、その背後から兄貴が走ってくるのが見えた。
17: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:37:50.47 ID:QTO2yDQ00
兄貴「歩美、ごめんな!来るって言ってたのに!」
歩美「よかったー。メールだったから伝わってないのかと思った」

一瞬にして歩美の顔が変わったのを、俺は見逃さなかった。なんていうか、俺と話してるときには見せなかった女らしさっていうの?それが兄貴の前だと出てたんだ。

ぶりっ子とか甘えてるわけじゃないんだけど、その時の二人は見るからに高校生カップルだったな。

兄貴「おっ、涼太もありがとうな。ちょっと康平のところにノート届けに行ってたんだ」

康平ってのは兄貴と同じサッカー部の同級生で、俺にとっては中学時代の先輩だった。

そのまま歩美を兄貴は家に入れ、俺も流れ的に兄貴達とリビングに向かった。
18: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:45:03.12 ID:QTO2yDQ00
リビングに三人で座って、俺は貰ったケーキと冷蔵庫にいつもある炭酸を用意してテーブルに持って行った。貰ったケーキの中身は家族の人数分である四つ入ってたんだが、その中に兄貴が好きなモンブランが入っていた。

俺はそれを見たときに、付き合ってるんだから自分の彼氏の好きなもの知ってて当たり前だよな。って、思ったのと同時に羨ましく感じた。


歩美「家族の人数分しかないから、私はいらないよ!」
健太「大丈夫、父親出張で明後日帰ってくるから食べちゃえよ」
歩美「じゃあ、私もいただくね」

それだけの会話だったが、兄貴が俺の知ってる兄貴じゃなかった。なんていうか男らしいんだよ。大切にしてるってのが凄い伝わってきた。


健太「改めて、こいつが俺の弟の涼太。中学二年生でサッカーやってるんだ」
歩美「さっきも言ったけど、歩美です。宜しくね」
俺「あっ、宜しくお願いします」
20: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:53:54.17 ID:QTO2yDQ00
中学二年生って年頃も関係してるのかは分からないが、とにかく俺は余裕ぶって歩美にかっこよく見せたかった。

本当は目の前の歩美を可愛いとか思ってるくせに、それがバレないようになんとかポーカーフェイスを決めていた。


兄貴「ケーキくれたのが歩美で、俺の彼女。一応1年の頃から付き合ってるんだ」

別に兄貴の恋愛をすべて知ってるわけじゃないが、中学時代から兄貴はモテた。同級生の女子も、「涼太くんのお兄さんかっこいいよね」とか言ってきたし。

兄貴は告白してきた子が可愛ければ付き合うような、女関係が適当な印象があった。だからこそ、今回連れてきた歩美を大事にしているのも本気なのも分かった。
21: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 02:58:10.38 ID:QTO2yDQ00
まだガキの俺は、すっかり歩美のその見た目に惚れてしまった。でも、そんなこと言えるわけもないし素ぶりも見せられない。

その日は俺が二階の自室に篭り、兄貴達はずっとリビングにいた。夕方帰ったらしいが、俺は部屋で寝ていて知らなかった。




これが、俺と歩美の出会い。なんの捻りもないしただ兄貴が彼女連れてきて弟に紹介しただけっていうものだった。

それでもこの一回で、俺は歩美の無邪気な笑顔を好きになってしまった。
22: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 03:05:16.67 ID:QTO2yDQ00
歩美を家に連れてきて親に紹介して以来、兄貴は今まで隠してきたのがなんだったのか分からないくらい歩美のことをオープンに話すようになった。

他の兄弟は知らないが、俺と兄貴は二人ともサッカーやってたこともあってか仲が良い。

それに本人には絶対言わないが、同じポジションでサッカーが上手い兄貴を尊敬していた。また、同時に劣等感というか兄貴がコンプレックスでもあった。

勉強も運動も出来て、顔も良ければ愛想も良い。そんな兄貴を持ったせいで、中学の先生にはよく兄貴の話を聞かされていた。

比べられるたびにムカついて、それでも心のどこかで兄貴には勝てないからしょうがないと諦めていた。

その時連れてきたのが歩美。俺は、どうしても完璧な兄貴から何か一つ奪ってやりたいと思ってしまったのだ。
25: 以下、からお送りします 2013/03/21(木) 03:12:21.33 ID:QTO2yDQ00
それから二ヶ月間、俺は歩美に会うことは出来なかった。と言うか、兄貴が家に連れてこなかったのだ。

兄貴は自転車通学だが、どうやら歩美は電車通学らしい。だからあまり家に呼ぶと帰宅時間が遅くなるのが理由だった。

俺は是非また歩美に来て欲しかったが、そんなこと口が裂けても言えない。

だから遠回しに「別に俺がいても気にしないでいいからな」とか兄貴に言っていた。


兄貴と歩美がとっくにそういう関係なのは空いたゴムの箱を部屋で見つけて知っていた。でも俺の家でヤらないから、多分歩美の家でヤってたんだと思う。

乱れた歩美の姿を想像して、俺は何度か抜いたこともある。でも、妄想の中の歩美だけで現実では二ヶ月も会えてなかった。
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